e-Matrix     - 仮想環境・仮想PCとは? -
トップページ | News | ソフトウェア一覧 | Tips
<仮想環境・仮想PCとは?>


複数のOSが同時に動く仮想PC
 インターネット上で配布されているアプリケーションの中には、仮想ディスプレイ、仮想ドライブと呼ばれるものがあります。 前者はマルチディスプレイ環境であるように振る舞うソフトウェア、後者はドライブがそこにあるかのように振る舞うソフトウェア。 共通するのは、何らかのハードウェアをソフトウェア側でそこにあるかのように振る舞わせるアプリケーションです。 そういう意味において仮想PCとはある意味究極のアプリケーションで、ソフトウェアでPCそのものを振る舞わせようという物です。 つまり、例えばあるPCで動くWindowsXP上に仮想的なもう1台のPCがあって、その上でWindows2000が動くという事です。

 では仮想PCとはどのように使われるのでしょうか? 例えば仕事柄Windowsが必要という方も、仮想PC上にある意味セキュアなLinuxを入れて、 この上でインターネット(ウェブブラウジング、メールなど)を行う事によって、大切な仕事のファイルに対してウィルス感染等のリスクを抑える事ができます。 またWindowsユーザーにも関わらず、仕事上Linux/unixにログインする必要からWindowsとLinuxのデュアルブートしている方もいるかと思います。 しかしデュアルブートでは2つのOSを「同時に」動かす事ができず、OSを跨ぐ作業において効率的とは言えません。 また復元ポイント等を使わなくても、レジストリ等安全に元の状態に戻す事ができる点においても、 私のように多くのオンラインソフトをちょっと試してみるという環境としても有用です。

 仮想PCを作るソフトとしては、VMwareやVirtualPCなどが有名ですが、これらはいずれも製品でVMwareに至っては結構高価です。 今回はこの仮想PCをタダで作ってしまおうと思います。

2005-2015 e-Matrix All rights reserved. Link/Unlink free.
inserted by FC2 system